うつ病 体験

うつ病患者の家族は決して頑張り過ぎないこと

うつ病患者の家族は決して頑張り過ぎないこと

うつ病は周りにうつる病気ではもちろんありません。
しかし実際にうつ病患者と毎日の生活を送るということは、結構疲れるものです。強迫性障害を患っている患者となら尚更です。

 

家族にもそれぞれの生活、それぞれの人生があります。
それを犠牲にしてまで、まるで腫れ物に触るかのように患者に接していると、自分までうつ病になってしまうかもしれません。

 

私も最初は、仕事や外で嫌なことがあったり、気分がすぐれない時、主人の無気力の暗い顔と対面しては、

 

本当はこっちが励ましてもらいたいのに...

 

と何度も心の中でがっかりしていました。

 

そんな生活を続けるうちに、自分を犠牲にしているような気がして虚しくなったり、逆にそう思ってしまう自分に自己嫌悪を抱いたり、徐々にストレスが膨らんでいきました。

 

そしてある時、それが一気に爆発して、うつ病患者に言ってはいけないことのマニュアルにあるそのままの言葉を主人に浴びせてしまいました。
その時は主人も辛かったけれど、私も本当に辛かったです。

 

主人の病気もわかるけれど、

 

「私だって、私だって、私だって、大変なの!」

 

と声を大にして言いたかった。全く自分に余裕のない状態にまで追い詰められていました。

 

でもそこで主人と正直に話し合って、

 

たまには私も疲れてイライラしちゃうかもしれないけれど、出来るだけ溜め込まないようにすると言う決断をしました。

 

主人からそのようにお願いされたのです。
その時、私は私の人生を自由に生きていいんだ、楽しんでいいんだ、と言うことがわかったような気がします。

 

それからは、自分だけ楽しむわけにはいかないという罪悪感のために遠ざかっていた小さな楽しみ(お菓子作りやショッピングなど)を、時々日常に取り入れたりすることで、うつ病患者との生活をあまり深刻なものにしないようにしました。

 

家族の心に余裕が出来てくると、うつ病を患う本人も安心できるようです。
私も思っていることを率直に話すようにしてからは、ストレスが溜まるということはなくなりました。

 

うつ病患者が家庭内にいらっしゃるご家族の方は、まずは自分自身が元気でいることが一番大事です。

 

そして患者さんに接するエネルギーを十分に蓄えるためにも、自分の趣味や時間を思いっきり楽しんで下さいね。
自分を犠牲にしていいことは決してありません。

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