うつ病の方と接する人が言ってはいけないこと

うつ状態にある人に対して言ってはいけない言葉というものは、相手によって違います。

 

とはいえ、一般的なものとしては、「叱咤激励」はあまり良くありません。

 

うつ病になりやすいと言われている真面目で責任感がある努力家の人に対して、

 

  • 「頑張って元気になろうね」
  • 「職場のみんなが心配して待っているから、早く治して出てきてください」
  • 「あなたが元気じゃないと寂しいから頑張って」

などの言葉は更なるプレッシャーとなりかねません。

 

早く治って貰いたいという思いがあっても、むしろやんわりと休養を勧めてあげてください。

 

しかし、中には休むことに罪悪感を覚えて、ますますうつ状態になる人もいます。
その場合は、ゆっくりと心と体を癒した後でもちゃんと戻れる場所があるのだと伝えてください。

 

また、うつ状態の時に決断を求めることは避けた方が良いでしょう。

 

うつ病で退職や離婚など、人生において重大な決断をして実行してしまうと、回復期で後悔し更なるうつを招いてしまうこともあります。

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