非定型うつ病の存在と症状、対処法について
ここ数年、「非定型うつ病」と呼ばれる病気・症状が増えてきているようです。
従来のうつ病(定型うつ病)は、
- 不眠
- 早朝覚醒
- 食欲減退
- 午前中に激しい倦怠感
- 全ての物事に対する無気力
などが特徴でした。
非定型うつ病は、圧倒的に女性に起こることが多いとされています。
症状としては、
- 過食
- 仮眠
- 夕方以降に起こる無気力、倦怠感
- 憂鬱な状態の時でも、楽しいことがあると一転して明るくなる。 (ただし、明るい状態は長く続かない)
などが有ります。
非定型うつ病にかかりやすいタイプとして、他人の評価を気にする人、他人から評価されたい人、小さい頃から優秀だといわれて育ってきた人だという説が有ります。
周囲に気を配りすぎて、自分の欲望を抑え込んだ結果、ストレスが溜まっているのかもしれません。
うつ病の人に対して、「頑張って」という言葉をかけてはいけないと、一般的に言われますが、非定型うつ病の場合には、必ずしもこれは正しくありません。
やんわりと応援するような発言が好ましいという報告が有ります。
定型うつ病、非定型うつ病に関わらず、体を休めてリラックスする事が大切です。
ここから考えると、うつ病で休職をするという選択は、好ましいものではないでしょうか。
その上で、医師のカウンセリングをうけたり、投薬をしたりすると、症状の改善が見られる場合が多いようです。
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