うつ病のさまざまな種類について
うつ病を発症すると、将来への希望や展望が開けずになにもかもに絶望して自暴自棄のまま離婚やうつ病で退職などを行ってしまいがちですが、
自分自身の状態をきちんと把握することで本来ならば不本意である決断をせずにすむこともあります。
そのために、うつ病に対する理解を深めることが大切です。以下にうつ病の種類について簡単に記します。
うつ病の原因による分類としては、
- 【心因性うつ病】
- 【内因性うつ病】
- 【身体因性うつ病】
- 【薬剤によるうつ病】
というものがあります。
【心因性うつ病】とは、精神的な重圧(ストレス)が原因で発症するうつ病です。
これは更に、「反応性」「疲弊性」「神経症性」に細分できます。
「反応性」の場合、特定のストレスや体験によって発症するため、その特定の原因に対しての対策を行えば完治しやすいと言われています。
しかし、「疲弊性」は長期のストレスによって発症し、「神経症性」は、本人が原因を意識していない精神的葛藤などにより発症するため、治療が長引く傾向にあると言われています。
【内因性うつ病】とは、内部的な要因(体質・遺伝など)が原因で発症するうつ病です。
これは更に、「単極性」「双極性」「退行性」に細分できます。
【身体因性うつ病】とは、病気などの身体的な異常により発症するうつ病です。
これは更に、「器質性」と「症状性」に細分化されます。
【薬剤によるうつ病】とは、患者の疾患に対して処方された薬の副作用として発症するうつ病です。
自分がどんなうつ病なのかを知るには、適切に医師の診断を受ける必要があります。
治療を円滑に行うためにも、自分自身の状態を詳しく伝えましょう。
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