甲状腺機能低下症によって発症したうつ病について

うつ病の原因としては、甲状腺の機能低下によって、基礎体温の低下(36度台だったものが35度台に変化)をはじめ、身体機能全般が低下したという事が考えられるようです。

 

症状は、からだの芯が寒くて、寒くてしょうがない、食欲がない、体がだるい、何もする気になれない、といった症状がでました。

 

治療としては、甲状腺機能低下症を改善するため、内科ではチラージンSが処方され、精神科では、抗うつ薬(ジェイゾロフト、メイラックス)が処方されました。

 

チラージンSを服用してから2週間程度で効果が現れ、すべての症状が軽くなり、一ヵ月後にはほとんどの症状が気にならない程度まで改善しました。
2ヶ月後には、甲状腺ホルモンの数値が基準値内に入り、その後ホルモン値は安定、うつ病の症状も出なくなりました。

 

抗うつ薬は、ジェイゾロフトが半年ほどで必要なくなりました。
現在はチラージンSを一日1錠、メイラックスを1日おきに一錠を服用しております。

 

最後に甲状腺の病気は、その症状や治療の効果に、個人差がかなりあるため、甲状腺機能低下症の人がみな、うつ病になるわけではないそうです。

 

ただこの病気が原因で、私と同じような症状がでた方の参考になれば幸いです。

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