パキシル減薬に挑戦して
私は重いうつ病を患い、うつ病で退職してしまいました。
退職して1年が経つのですが精神状態も安定してきこともあり、医師からパキシル(抗うつ剤)の減薬を提案されました。
抗うつ剤の服用を中止してもふさぎ込まなかったら、また働けるようになるのかと思い同意しました。
40mgから30mgにと3週間おきに10mgずつ減らしていきました。
服用量10mgまでは順調に減らせたのですが、そこからはかなりキツかったです。
自分ではコントロールできないくらいのイライラし。
そしてめまいや耳鳴り、一番つらかったのは指先に電気が流れるような感覚が走ったことです。
眼球を動かすとクラクラとめまいがし、次の瞬間に指先までピリピリと電気が走りました。
このピリピリ感がすごく不快で動くのが嫌になりました。
そして意味不明なくらいのイライラ。
結局、精神状態が悪化し抗うつ剤の量は増えてしまいました。
減薬失敗です。
減薬を失敗したことに対して、自分は情けない人間だと自分を責めてしまいましたが、パキシルが20mgになってイライラもピリピリもウソのように治まりホッとしました。
いつかは抗うつ剤を卒業したいですが、あせらずに自分のペースを大事にして治療を進めていきたいです。
パキシル減薬に挑戦して関連ページ
- うつ病とマイペースで付き合う
- 私は派遣社員だったので休職はできないので、ゆっくり治療に専念するという意味で退職という方向に・・・ 私が働いていた部署の課長も過去にうつ病で休職していたそうで、現在でも定期的に病院に通っているとおっしゃってましたが、そのおかげで私のうつ病に対する理解も早くて、すぐに対応していただきました。
- 私がうつ病になり、休職するまで
- 心療内科に相談に行った結果は、「うつ病」でした。色々な薬を貰い、服用しながら働いていても、病状はよくなりませんでした。