家族の誰かがうつ病になった時

数年前、私の姉がうつ病になりました。
原因は、仕事上のトラブルに対する、上からの不当で過激な責任追求によるものでした。

 

関係者の方々からは、明らかに行き過ぎとも思えるほど、毎日自宅に電話がかかってくる有様で、責任感の強い姉は自分を責め続け、ついにうつ病を発症しました。

 

今でも、姉は発症当時の記憶がないと言います。

 

でもはたから見ていた私達にとっては、それは恐ろしい日々でした。

 

当たり前のようにリストカットをし、時にはトイレに閉じこもって自殺未遂をし、ずっと同じ言葉を繰り返し言い続け、トラブルのあった施設へと無意識に歩いて行き、そこで泣き崩れるということもありました。

 

どうなるかと不安でたまらなく、家族である私達も、死にたくなるような気持ちでいました。

 

いろんな病院にも行きましたが、結局薬やカウンセリングでは埒があかず、独学で治していくしかないと腹を決め、治療開始。

 

そうして長い月日をかけ、ようやく、姉は通常の生活と価値観を取り戻すことに成功しました。

 

薬やカウンセリングで手っ取り早く治せるという考えは、やはり間違いだと思います。

 

すぐ傍に居る人が支えてあげることが何よりの特効薬なのではと、今でも考えます。

姉のうつ病体験関連ページ

うつからの生還談
友人の母は、約15年近く病気がちで塞ぎがち、職を次々と変えてもどれも長続きしなかったのです。 夫のDVと職場での人間関係が原因だったようですが、それは、後からうつというものが社会でクローズアップされるようになって判明したことです。
父親がうつ病になったことがあります
私の父親は以前、うつ病と診断されたことがあります。 その当時、たしかに、仕事がうまくいっていなかったようです。 私は一緒には暮らしておらず、週に数回帰る程度だったので、彼の変化には、全く気がつきませんでした。
初めてのうつ病体験記
そして、小さなわが子の手を握りました。すると、ようやくすーーっと黒いものが消えていったのです。 この子には、私しかいない。そう思った途端、黒いものも消え、眠ることが出来ました。私はこれが初めての体験でした。
男性にもある更年期うつ
父が長い間うつ病を患っています。 今はかなり良くなってきていますが、数年前は大変でした。
母のうつ病
もう少し早くに通院していたら、もっと早くに良くなっていたのかも・・・と、おもうと悔やんでしまします。
兄の海外赴任とそれに伴ううつの発病
S先生というのがひどい人で、 担任として彼女の就職活動を応援しなければならない立場のはずなのに、面接で落ちたのはお前のやる気が足りないからだと怒鳴りちらし
うつ病患者に一方的な態度をとらない
うつ病は早期発見が大切です。本人に自覚がなかったとしても、家族や周囲が気づいたら、まずは専門家のもとで診察と治療を受けさせるようにしましょう。うつは決して治らない病気ではないのですから。
うつ病にも効くとっておきの緑茶
うつ病にも効くとっておきの緑茶

このページの先頭へ戻る