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家族の誰かがうつ病になった時

数年前、私の姉がうつ病になりました。
原因は、仕事上のトラブルに対する、上からの不当で過激な責任追求によるものでした。

 

関係者の方々からは、明らかに行き過ぎとも思えるほど、毎日自宅に電話がかかってくる有様で、責任感の強い姉は自分を責め続け、ついにうつ病を発症しました。

 

今でも、姉は発症当時の記憶がないと言います。

 

でもはたから見ていた私達にとっては、それは恐ろしい日々でした。

 

当たり前のようにリストカットをし、時にはトイレに閉じこもって自殺未遂をし、ずっと同じ言葉を繰り返し言い続け、トラブルのあった施設へと無意識に歩いて行き、そこで泣き崩れるということもありました。

 

どうなるかと不安でたまらなく、家族である私達も、死にたくなるような気持ちでいました。

 

いろんな病院にも行きましたが、結局薬やカウンセリングでは埒があかず、独学で治していくしかないと腹を決め、治療開始。

 

そうして長い月日をかけ、ようやく、姉は通常の生活と価値観を取り戻すことに成功しました。

 

薬やカウンセリングで手っ取り早く治せるという考えは、やはり間違いだと思います。

 

すぐ傍に居る人が支えてあげることが何よりの特効薬なのではと、今でも考えます。

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